チャレンジすることが、
仕事の価値だと思う。
「データ」「マーケティング」
というキーワードに惹かれてブレインパッドへ
私が転職を決めた理由は明確で、「もっと幅広い知識やスキルを身につけられる場でチャレンジがしたい」という気持ちが生まれたことからでした。前職に新卒で入社し、事業会社の立場でマーケティングや商品企画に携わらせてもらっていて、すごくやりがいはあったのですが、事業会社の中にいると、視野を広げる機会や新たな知識を得られる機会が限定的だな、と感じていて、視野を広げる上でも多くのクライアントと関わる仕事がしたかった。
本格的に転職を考えはじめたとき、「データ」は今後必ずビジネスにおいて重要度が増してくると思っていましたし、前職の業務の中でもマーケティング領域は一番やりがいがあった。
そんな中、データを活用したマーケティングアクションを支援する「Rtoaster」という製品があることを知りました。さらに調べてみるとブレインパッドにはデータサイエンティストが数多く社内にいて、先進的なデータ活用事例から得られたノウハウを製品に落とし込む、という一連のサイクルで価値提供ができる点も魅力でしたし、多様な業種のクライアントと接するなかで、色々なビジネスを知れる、という点にも魅力を感じてブレインパッドを選びました。
広告主だけでなくメディアにも、
データの力で新たな価値が加わる。
入社してからは、デジタルマーケティングコンサルタントとして、お客様のマーケティング課題の解決のためにデータを活用したデジタルマーケティングの支援を行ってきました。クライアント企業のマーケティングについて、現場の勘や経験だけでなく、データという根拠に基づいた、より精度の高い意思決定や成果創出ができるように支援することがミッションです。
印象的だったのは、大手メディアのデジタル広告に関するプロジェクト。近年、旧来からあるメディアの広告費ってすごく減っているんです。なぜなら、広告を出稿する広告主のニーズが変化していて、記事を読んでいる人全体に同じ広告を出すのではなく、詳細に設定したターゲットごとに有効な広告を出すことが望まれるようになってきたからです。そこで、メディアのデジタル版に当社のRtoasterを導入し、データを利用して読者の興味関心を予測しつつ、読者ごとに広告を出し分けられるようにし、クライアント企業のデジタル広告収入を増加させることに成功しました。それまでは広告主に対しての支援が大半だったのが、メディアに対しても大きな価値に繋げられるんだ、と思えたことが、印象的でした。
プロダクト開発は、
未来のクライアントもイメージした
価値創造へのチャレンジ。
現在は、Rtoasterのプロダクトオーナーの役割を担っています。プロダクトオーナーは、デジタルマーケティングコンサルタント以上に、より自社・クライアント双方を捉えたビジネス視点や広い視野が必要かもしれません。クライアントの要望をヒアリングして直接かなえる仕事以上に、「クライアントはどんなものを本当は求めているか?」「どんな体験をしたいのか?」「世の中にある不便なことの中で、データ活用により解決できるのはどんなことか?」といったことを自ら考えて、形にしていかなければなりません。Rtoasterは、今後も企業のデータ活用・デジタルマーケティングのあり方を変えていく可能性を持った製品だと思っていますので、その可能性を広げ、世の中により役立つものに進化させていくことが、今の私のチャレンジです。