データへの誠実さと、
クライアントを想う姿勢。
データに誠実であることは、
クライアントに誠実であること。
ブレインパッドに転職する前は、ブレインパッドと同じく、クライアント企業のデータ分析を行う会社に勤めていました。そこで、ブレインパッドのメンバーと一緒に仕事をすることがありました。当時、ブレインパッドのメンバーから私が学んだのは、データに誠実であることの大切さです。データそのものは嘘をつきませんが、解釈次第で、いろいろな方向に結論を誘導することができてしまう。そういった姿勢で無理やり結論づけることは可能ですが、ブレインパッドは決してそれをしませんでした。データが足りずに明確な結論が言えない場合は、それをクライアントにしっかりと伝える。さらに、クライアントが持っているデータの現状を踏まえて、「今後はこういうデータがあればこんなことが言えるので、新たにこういうデータを溜めましょう。または思い切ってデータを取得しなおしましょう」といった、踏み込んだ提案をどんどんしていく。クライアントのためを想う姿勢がこの会社にはあると感じ、次第に自分もブレインパッドで働きたいと考えるようになりました。
私たちの提案で、
誰かの生活が大きく変わるかもしれない。
データに誠実であることの大切さは、転職後に携わったプロジェクトで、より強く実感することができました。とあるスキンケア化粧品ブランドでの、新商品開発のプロジェクトです。それは、消費者の肌状態のデータや肌に関するアンケートデータなどの膨大なデータを分析し、これまでにない商品をつくろうとするものでした。化粧品は私自身にとっても身近なものなので、コンサルタントでありつつ、イチ消費者のような視点をもって関わりました。「ニキビの悩みと乾燥の悩みには相関関係があるか?」とか「肌状態のデータに地域差は?」とか。クライアント企業からお預かりしたデータを分析し、様々な切り口からの報告を行いました。私たちから報告を行った段階では、それらはまだ、ただの分析結果でしかありませんが、クライアントが私たちの分析結果を信じてくれて、それに基づいて新商品をつくると、その新商品が多くの消費者の手に渡っていきます。消費者にとって毎日触れる化粧品は、生活に大きな影響を与えるもの。私の仕事は、誰かの生活を変えるような仕事をしているのだと気付き、改めてデータには誠実であろうと心に決めました。
目指したい人がいること。
ブレインパッドには、自分の成長が期待できるポイントが大きくふたつあると私は考えています。ひとつは、様々な業界のクライアントを担当できるので幅広い知識を学べること。ふたつめは、目指したいと思えるメンバーがたくさんいることです。商品知識が豊富な人もいれば、クライアントとの折衝が抜群に上手い人、会社全体を俯瞰してプロジェクトを進めることのできる人。それぞれに強みがあり、こんなふうに仕事がしたいと憧れるメンバーばかりです。多くのメンバーのいいところを吸収しながら、さらに成長を重ねていきたいですね。